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2015.05.17

ナダル本の感想

ナダル本の感想


昨日やっと読み終えました。初優勝した2008年ウィンブルドン決勝(vsフェデラー)の戦いぶりと心理面を中心に描きながら、子供の頃からの育てられ方、デ杯や各トーナメントの試合経過などについて書かれています。試合に臨む心構え、心境の変化など、たんへん勉強になりました。再度読み返しながら、心に残った部分を備忘録としてEvernoteにメモ書きしておきました。その他が気になる方は本を買ってください(笑)

【1章】

たった二つか三つのポイントにもっと集中していれば、すべてが違っていたかもしれない。テニスの勝敗はほんの小さいところで決まる。(P.12)

ロジャーのバックハンドに20回ボールを打たなければならないのなら、19回ではなく20回打つ。ウィナーを打つために10回も12回も15回も続ける必要があるのなら、じっと待つ。ウィニングショットを打てるチャンスが来る。成功する確率は70パーセント。しかし、あと5回我慢してショットを続ければ、確率は85%に上がる。だから、注意深く、我慢強くチャンスを待つ。焦ってはいけない。(P.21)

【2章】

先はまだ長かったので、勝利を意識したり、ハッピーエンドが少しでも頭をよぎったら命取りになっただろう。とにかく集中し、1ポイントたりとも手を抜かないぞと行動や態度で彼に示さねばならなかった。「全てのポイントでベストプレーをしないと勝てない。限界まで何時間も戦うしかない」と思わせることが大事だった。(P.56)

【3章】

試合以外のことを一切心から締め出せるかどうかにかかっていた。テニスプレーヤーとしてずっとこれを信条にしてきた。(P.71)

バックハンドスライスの重要性について(P.83)

【4章】

テニスではよく、ほんの僅かな差で勝敗が決まるが、そこには数学的に不公平な要素も含まれている。テニスはバスケットボールとは違う。バスケでは、最も多くポイントを獲得した方が勝つが、テニスでは大事な場面でポイントを取った方が、全体的に良いプレーをした方よりも良い結果に終わることが多い。だからテニスは精神面が重要なスポーツであり、勝利を頭によぎらせてはならないのだ。(P.90)

また、自分の試合をじっくりと冷静に見ながら、対戦相手の技術を評価し、敬意を払う。彼らの打つ素晴らしウィナーを観察し、取られたポイントを冷静に受け止める。素晴らしいパッシングショットを打たれたりすると、怒りや絶望を露わにする選手もいる。それは自滅への道であり、愚かだ。試合の最初から最後まで主導権を握れるわけがない。対戦相手をもっと賞賛し、相手が打ったショットが自分の手に負えなかったことを受け入れ、しばし観客の立場に立って素晴らしいプレーを寛大に認める。そうすれば、バランスと平常心を取り戻せ、プレッシャーをはねのけられる。(P.90-91)

【5章】

2008年ウィンブルドン決勝、2-1からの第4セットタイブレ5-2で生涯の夢にもう一歩と思ってしまってダブルフォルトの場面
勝利の不安とはどんなショットを打たなければいけないかわかっているのに、脚や頭が反応しなくなることだ。不安が広がって維持できなくなり、我慢できなくなるのだ。これは負ける恐怖ではない。(P.142)

【6章】

第5セットが始まるのを椅子に座って待っている間、前の2セットを取られたことを嘆いたり、最後のタイブレークで5-2とリードしていたのに取れなかったことを引きずったりはしなかった。ダブルフォルトは終わったことだから忘れた。我慢とは受け入れることだ。物事を思い通りにしようとせず、あるがままに受け入れる。そして後ろを振り返るのではなく、前を見る。つまり、自分の置かれている状況を把握し、冷静に考えることだ。(P.154-155)

試合に勝とうと考えるのではなく、ポイントを取ることを考えよう。本能に任せ、何千時間も積んできた練習の成果を発揮しよう。(P.156)

ファイナルセット雨で中断のロッカールームでトニーコーチの言葉
「どんなに勝利の可能性が小さくても、最後まで戦い続けろ。全力を尽くさなかったら、大き過ぎるツケが回ってくる。失望や疲労のため、プレーヤーは多くの場合、戦いの苦しさに耐えきれない。だが、わずかでもチャンスがあるのなら、最後の最後まで戦い抜け。4-4になれば、勝つのは上手いプレーヤーではない。不安を抑えられるプレーヤーだ。」(P162-163)

ロジャーのボールにラケットを突き出してしまった。それはアウトボールだった。触らなければ2回マッチポイントが来るところだったのに。でも攻めてポイントを落としたのだから、ダブルフォルトや臆病なバックハンドスライスで失点するよりずっとましだった。(P.171)

【9章】

2010年全米決勝(vsジョコ)1-1で迎えた第3セットを迎える心境
もう一つ僕に有利だったのは、これまでの戦績から見て、彼は試合が長引くと体力的に持たなくなる点だった。これまで5セットマッチの試合では彼に負けていなかった。(P.236)
※ジョコが著書でグルテンフリーする前の自分のコンディションを振り返っている状況と一致する

楽な仕事からは、大きな満足を得られないことを学んだ。勝利のもたらす感動は、それまでに費やした努力に直接比例する。長い経験から、気が乗らない時こそ努力してトレーニングに励んでおけば、その見返りとして、ベストな状態で臨めない試合にも勝てることもわかっていた。これがチャンピオンになるための道で、偉大なプレーヤーと単に上手いプレーヤーの分かれ道だ。違いは、どれだけ十分に準備できるかだ。(P.244)

全米制覇(キャリアグランドスラム)目前、第4セット4-1のサービスゲームで再び勝利への不安(P.247)


 


追記:このインタビューイイです
2015.05.17 ナダル「何とでもいってくれ、僕は全力で戦う」[BNLイタリア国際]
http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=110014

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