テニスプロはつらいよ(世界を飛び、超格差社会を闘う)
この本ではプロテニス選手、関口周一の生い立ちとATPポイントを得るための闘いぶりが描かれています。一年前くらいだったかな、某K島さんからこういう企画を持ち込むって聞かされていて出版を楽しみにしていました。著者の井山さんは元テニスジャーナル編集長で、遊び心のあった頃の同誌で活躍されていました。錦織、伊達、松岡といった、テニスをしない方にも知られている名プレーヤーの裏側では、グランドスラム「予選」に引っかかるための1ポイント1ポイントを積み重ねるために転戦する若者たちが日々しのぎを削っています。関口プロをはじめ彼らのチャレンジを興味深く読ませていただきました。
プロとして闘ってゆくためには、本人の努力ももちろんだけど、育てるための費用がサラリーマン家庭には相当な負担だったんだなというのがよく解りました。同世代の江原家のエピソードも出てきて興味深かったです。その江原プロとは全日本ジュニア決勝で戦って敗れ大口スポンサー契約を逃す…云々、いろんなドラマがあったんですね。早稲田の田川くんがプロよりも就職を選んだ理由なども含めて知らなかった舞台裏を読むことができました。
写真は2010年3月の亜細亜大学フューチャーズ、このとき初めて関口プロの試合を観ました。後ろでキモニーの社長さんも注目していますね 井藤祐一選手と準決勝を戦っていて、「小柄だけどキビキビ動く面白い選手だな」というのが第一印象でした。この頃が高校を卒業したてでプロデビューですかね。同じ日に撮った写真にダブルス決勝に挑むタスクさんとヒロキくんが写っていたりして(タスクさん引退の年かな?)、月日の流れと世代交代を感じます。
関口プロ、これからも応援しています
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